こんにちは!
ミコムの今泉です!9月が始まりましたね🌕
ミコムは精神科に特化した訪問看護をやっています!
今後ともミコムをよろしくお願いします!!
今回は設立時に特に苦労した認知について書いていきます。
訪問看護ステーションを設立して間もない時、管理者の方たちは必ず同じ意見を私に言ってきました。
『地域の関係機関に挨拶に行かせていただくと、精神科よりも、介護保険を使った訪問看護の方がニーズがあるので、その利用者様をうちでも受け入れていきませんか?』
利用者様が少ないと事業としては成り立たず、経営不振に陥ってしまいます。
管理者の方たちは会社組織の一員として利益を上げなければならない。
そう会社のことを想った上で意見を言ってくれました。
意見を言ってくれるのはとてもありがたいのですが、
私は必ず
『NO』
と答えます。

理由は『地域に精神科の訪問看護のニーズがないのではなく、サービスと企業を認知されていない』と考えていたからです。
設立して間もない頃は利用者様が少なくて当然です。
最初に作ったるりからも精神科で訪問看護に入れると、
認知されるまでに1年半かかりました。
成田市周辺には精神科単科の病院や、精神科病棟がある病院はたくさんあります。
しかし、精神科に特化した訪問看護はほぼありませんでした。
地域や住んでいる方に『精神科の訪問看護のサービス』があると認知されるまでに時間がかかるのは当然のことですが、
かなり忍耐力が必要になるので、
管理者の方たちは認知度上げる為に日々試行錯誤をし、本当に大変だったと思います。
でも私はこのミコムを作るときに『精神科以外はやらない』と決めて会社を作ったので、
私はこの理念を曲げることはありません。
どうしてそこまで??
と、思う方もたくさんいます。
前職時代に、とある精神科の病院に見学に行ったら、
40年、30年、20年、10年と長期間入院していてもはや退院が困難な方たちを見ました。
病気的にというより、社会的に復帰が難しい方というイメージでした。
それを見て本当に驚いたと同時に、日本の精神科に対する今までの対応を目の当たりにしました。
長期間に渡り普段の生活において、お世話をされすぎてしまい、
社会から離れている期間も長くなってしまい、
サポート無しでは生きていけない、そんな状態になっていました。
かなりショックで、
『その人たちはもしかしたらもう外の世界には出られないかもしれない』
と、考えてしまった時に
そうならないように、訪問看護でもっと精神科を支えていきたいと思いました。
正直、介護保険を使用した訪問看護はうちがやらなくても供給はあります。
だからこそ、私はこれからも
『ミコムでは精神科の訪問看護以外はやっていく予定はない』です!
もし、これからミコムでの就職を考えてくださっている方がいらっしゃいましたら、
精神科の経験ある方も未経験の方でも、挑戦してみたいという気持ちがあれば
いつでもウェルカムなのでお待ちしています!!
よろしくお願いします🙇♀️
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