MENU
直接のご応募で採用が決まると採用お祝い金10万円!

訪問看護で働くメリットやデメリットは?働くのにおすすめな人も紹介

「訪問看護で働くメリットってなんだろう?」
「訪問看護で働くのにデメリットってあるのかな?」

近年、訪問看護の利用者は年々増え続けています。その数は、ここ10年で3倍になったと言われているほどです。

医療保険、介護保険の利用者が年々増え続けているのです。また、高齢者の人口が多くなる今後も利用者は更に増えていくことが予想されます。

また、いま現場で働く訪問看護師の数はまだまだ足りていないというのが現状です。訪問看護師の数が増えなければ、日本にとって深刻な問題になります。しかし、訪問看護師として働くか迷っている人も、メリットやデメリットを比べて判断したいはず。

そこで、今回は訪問看護で働くメリットやデメリットについて解説していきます。あわせて、訪問看護で働くのにおすすめな人3選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

訪問看護の仕事内容

訪問看護とは、病院や施設に入所していない療養者の自宅や高齢者施設などを訪問し、医療サービスを提供する仕事です。具体的な業務内容としては、主治医の指示の下、患者さんの健康状態を観察し、点滴や経管栄養などの医療処置を行います。

また、服薬管理や環境整備、身体介助なども看護師の重要な役割です。さらに、患者さんやご家族への生活指導や介護方法の提案、メンタルヘルスのサポートなども行います。

療養生活のあらゆる場面で、総合的な支援をするのが目的です。基本的には1人で訪問するため、自立した対応能力と幅広い知識が必要不可欠になります。

したがって、訪問看護では単に医療処置をするだけでなく、患者さん1人1人の生活環境に合わせたケアをすることが重要です。自宅という患者さん本人にとって最も身近な環境で、生活の質の向上を目指して看護にあたります。

訪問看護で働く5つのメリット

ここでは、訪問看護で働くメリットを5つにまとめてついて解説します。

それぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

1:給料が高い

今の日本では、在宅医療を希望する人に対して訪問看護師が少ない現状があります。そのため、訪問看護師が増えるように給料を高めに設定してあることが多いです。

また、訪問看護は1件ごとに報酬が支払われるので、効率的に働けば収入アップにつながるでしょう。経験を積めば管理職やスーパーバイザーなどの役職に就き、さらに収入を高められる可能性もあります。

このように、基本給が高いことや出来高制で収入アップが期待できることから、比較的高収入を得やすいのです。

なお、訪問看護師の給料については以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2:自由な働き方ができる

訪問看護は、勤務時間や勤務日数を柔軟に調整できます。育児や介護と両立ができるので、プライベートと仕事の両立がしやすい働き方が可能です。

また、フルタイムで働くか、パートタイムで働くかも選べます。自分の生活スタイルに合わせて、柔軟に働く時間を決められるのが大きなメリットです。

3:人間関係に悩むことが少ない

病院や施設で勤務する看護師は、同僚や上司、患者など多くの人間関係に悩むことがあります。しかし、訪問看護では基本的に1人で働くため、そうした人間関係のストレスが少ないのが特徴です。

コミュニケーションを取る相手は主に利用者とその家族だけになります。そのため、人間関係によるストレスが少ない職場環境で働けるのです。

4:専門性が高い

利用者一人ひとりの生活環境や家族状況を踏まえた上で、的確なケアを提供する必要があります。バイタルサインのチェックはもちろん、療養生活の指導や家族への精神的サポートなど、幅広い知識と経験が不可欠です。

この高い専門性が評価され、尊重される職種でもあります。専門性が高い職場で成長したい人には大きなメリットになるでしょう。

5:働く場所が自由

訪問看護で働く5つ目のメリットは、働く場所が自由なことです。訪問看護の仕事は、病院や施設に制限されずに様々な場所で働けます。病院や施設に所属する看護師は、基本的にその施設内でしか働くことができません。

しかし、訪問看護は利用者宅を訪問する業務形態のため、広範囲の地域を移動範囲として持つことができます。所属する事業所がある程度離れていても問題ありません。

親の介護などで引っ越しをしても、転勤する必要がなく働き続けられるなど、働く場所の自由度が高いのが大きな魅力です。

訪問看護で働く人の5つのデメリット

ここでは、訪問看護で働くデメリットを5つにまとめて紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

1:拘束時間が長い

訪問看護では、利用者宅を移動して訪問するため、実際の医療行為以外にも拘束時間が発生します。交通渋滞に巻き込まれると、予定していた訪問時間に遅刻するリスクもあるでしょう。

また、業務中に予期せぬ事態が発生した場合には対応に時間を要し、次の訪問が遅れるなどの影響が出る可能性があります。このように、訪問看護では移動時間や想定外の事態への対応で、時間的な拘束が長くなりがちです。

2:身体的負担が大きい

施設や病院と異なり、訪問看護は利用者宅での作業です。そのため、階段の上り下りが多かったり、狭いスペースでの作業を強いられたりすることもあります。

さらに、介護が必要な利用者の場合、体を支える動作なども必要となり、腰痛などのリスクも高くなります。また、気温や湿度が過酷な環境下で働く場合には、熱中症の危険性もあるでしょう。

こうした理由から、身体的負担が病院勤務より大きくなる傾向にあります。

3:危険を伴う可能性がある

訪問看護では、認知症の方の攻撃的な言動に遭う可能性や、防犯面でのリスクもあります。また、訪問先の家族から嫌がらせやクレームを受けるケースもあり得るでしょう。

さらに、交通事故に遭うリスクも他の職種より高いと言えます。こうした危険に適切に対処するための準備や、緊急時の体制づくりが重要です。

4:精神的ストレスがある

利用者一人ひとりの生活環境や家族関係は様々です。認知症の人への対応や、末期がんの人への精神的ケアなど、強い精神的ストレスを伴うケースも少なくありません。

さらに、長期間に渡る訪問で利用者に精神的に依存されたり、利用者の死去に直面したりするストレスも避けられません。また、一人で利用者宅を訪れることで、孤独感や疎外感を感じるケースもあります。

訪問看護は、人によっては精神的に強い負担のかかる仕事だと言えるでしょう。

5:研修や勉強時間が必要

訪問看護には高い専門性が求められます。在宅介護や認知症ケアなど、幅広い分野の知識が不可欠です。

訪問看護の仕事を始める前には基礎的な研修を受ける必要があり、その後も定期的に勉強会に参加しなければなりません。また、医療機器の操作方法や最新の知見を持つなど、常に勉強を続ける必要があります。

このように、訪問看護は研修や勉強時間に割く時間が多い職種です。

訪問看護で働くのにおすすめな人3選

ここからは、訪問看護師として働くのにおすすめな人の特徴を紹介します。

1つでも当てはまるものがあれば、ぜひ訪問看護で働くことを検討してみてください。

子育て中の主婦や主夫

子育て中の主婦や主夫は、訪問看護で働くのにおすすめです。なぜなら、訪問看護は勤務時間が比較的自由に調整できるからです。

例えば、朝は子供の世話や登校の手伝いをした後に出勤し、夕方に子供が下校する時間までに退勤できます。休暇や夜勤の制限も可能なため、子供の行事にも柔軟に対応できます。

さらに在宅勤務の業務もあり、完全に家庭と両立しやすい環境が整っています。訪問看護は、子育てと仕事の両立を望む人におすすめです。

地元愛が強い人

地元愛が強い人は、訪問看護で働くのにおすすめです。訪問看護は自宅や施設を訪問するため、勤務先を選べるからです。つまり、自分の住む地域で働くことができます。

特に地元愛着が強く、ずっと住み慣れた街で仕事をしたい人には最適な職業です。患者さんとの関係も長期に渡るため、同じ地域に定住しやすくなります。生まれ育った地元を大切にしつつ、看護師として働きたい人におすすめです。

人と人との触れ合いを大切にしたい人

人と人とのふれあいを大切にしたい人は、訪問看護で働くのにおすすめです。訪問看護は、患者さんの生活環境に合わせて仕事をするため、深い人間関係が構築されます。

例えば、ある患者さんを10年以上にわたり担当し、生活のすべてをサポートすることもあるのです。そうした密接なかかわりの中で、信頼関係が育まれていきます。

患者さんとそのご家族との触れ合いを大切にしたい人や、人とのつながりを重視する人には適した職業と言えるでしょう。

訪問看護への転職や相談は株式会社ミコムがおすすめ

訪問看護で働くのは、前述した通り多くのメリットやデメリットがあります。会社によっては、労働時間が非常に長かったり、精神的負担が多い場所もあるようです。

しかし、株式会社ミコムでは、訪問看護師として働く人のサポート体制が充実しているため、気軽に相談ができます。また、働く人のプライベートな時間を大切にしており、一人ひとりにあわせた給与や時間が考慮されます。

そのため、株式会社MICOMは訪問看護で働くには最適な場所といえるでしょう。自分にあった働き方を模索している人は、気軽に相談してみてください。

まとめ

今回は、訪問看護のメリットやデメリットについて解説しました。

訪問看護は、給料が高く自由な働き方ができる反面、拘束時間が長く精神的な負担も大きい仕事です。しかし、働く会社によっては自分に合った働き方が模索できますし、捉え方によってはデメリットがメリットになります。

また、1人1人の患者さんと関わる時間が長いので、人との触れ合いを大切にしたい人には特におすすめの仕事です。

この記事を読んだあなたが、訪問看護で働いてみたいと思えたら嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!