MENU
直接のご応募で採用が決まると採用お祝い金10万円!

訪問看護ステーションの選び方は?ステーション選びでよくある失敗も紹介

「訪問看護ステーションってどうやって選んだらいいんだろう?」
「ステーションによって違いはあるのかな?」

訪問看護は働くステーションによって、大きく環境が変わる仕事です。ステーションによっては、あなたの理想とする訪問看護の仕事環境とはかけ離れた現実が待っていることもあります。

例えば、教育体制が整っておらず、何もわからないまま患者さんの処置を任されるかもしれません。他にも、希望する勤務地で働けなかったり、シフトに融通が利かないなど、ステーションが自分に合うかは非常に重要です。

しかし、実際にどうやって自分に合うステーションを選んだらいいかわからない人も多いはず。

そこで、今回はあなたに合う訪問看護ステーションの選び方について解説します。合わせて、ステーション選びの失敗例や訪問看護でのキャリアアップにも触れているので、ぜひ参考にしてください。

目次

訪問看護で働くとは?

訪問看護とは、患者さんの自宅を訪問して医療処置と生活支援をすることです。看護師は患者さんの生活環境に合わせて、医療処置や健康管理、リハビリテーション支援などをします。

また、患者さんのご家族に対しても介護方法の指導をします。訪問看護は、高い自立性と判断力、コミュニケーション能力が求められる一方で、患者との深い信頼関係を築ける魅力的な職業です。

次で、病棟勤務との違いと、訪問看護で働く上で必要な資格を解説します。

訪問看護で働くことを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

病棟勤務との違い

訪問看護は病棟勤務と比べていくつかの大きな違いがあります。

まず、勤務環境が病院ではなく患者の自宅であるため、より柔軟な対応が求められることです。また、1人で訪問することが多いため、その場での判断や対応力が重要となります。

病棟では複数のスタッフで患者さんのケアを行いますが、訪問看護では一人で総合的なケアをする必要があります。さらに、患者や家族とより密接な関係を築き、生活全般にわたるサポートもしなくてはなりません。

上記のことから、訪問看護は病棟勤務に比べ、より自発的に行動できるかが問われる仕事です。

必要な資格

訪問看護で働くうえで最も基本的な資格は、看護師または准看護師の免許です。これらの資格を取得後、一般的には病院などでの臨床経験を積んでから訪問看護に移行する人が多い現状があります。

その理由としては、訪問看護では臨機応変な対応と、専門的な医療処置が必要になるからです。

また、訪問看護ステーションの管理者になるためには、一定の実務経験後に訪問看護管理者研修を受講する必要があります。

訪問看護ステーション選びでよくある3つの失敗

訪問看護師として働くには、基本的には訪問看護ステーションに所属することになります。しかし、ステーションごとに特徴が異なるため、自分にあったステーション選びが重要です。

そこで、ここでは訪問看護ステーション選びでよくある失敗を3つ紹介します。

訪問看護ステーション選びで失敗したくない人は、ぜひ知っておいてください。

教育体制が整っていなかった

多くの看護師が訪問看護ステーション選びで失敗する1つの理由は、教育体制が整っていないことです。訪問看護は病棟勤務とは異なる専門的なスキルや知識が必要であり、適切な教育やサポートが不可欠です。
しかし、一部のステーションでは新人教育や継続的な研修が十分に行われていないことがあります。教育耐性が整っていなければ、新人看護師が不安を抱えたまま業務に当たることになり、ミスにつながる可能性があります。
また、最新の医療技術や制度の変更に対応できず、キャリアアップの機会が限られることもあるでしょう。教育体制の充実は、看護師の成長と患者へのケアの質に直結するため、ステーション選びの際には重要な検討ポイントです。

シフトが合わなかった

訪問看護ステーション選びでの2つ目の失敗は、シフトが合わないことです。訪問看護は患者の生活リズムに合わせた柔軟な勤務が求められますが、個人の生活スタイルとの両立が難しい場合があります。

例えば、夜間や休日の対応が想定以上に多かったり、急な呼び出しが頻繁にあったりすることで、プライベートな時間の確保が困難になることがあります。また、シフトの組み方や変更の柔軟性がない場合、家庭との両立が難しくなるでしょう。

事前にシフトの詳細や、融通の利く度合いを確認することが重要です。

求人情報と実際の勤務地が違った

訪問看護ステーション選びにおける3つ目の失敗は、求人情報と実際の勤務地が違うことです。訪問看護は移動が多い仕事のため、勤務地域は非常に重要な要素です。

しかし、求人情報で示された勤務地と実際の訪問エリアが大きく異なることがあります。

例えば、ステーションの所在地は近くても、実際の訪問エリアが広範囲に及ぶ場合などです。訪問エリアが広範囲になると、予想以上の移動時間や交通費がかかったり、不慣れな地域での業務に戸惑ったりすることがあります。

また、特定の地域での勤務を期待していたのに、実際は全く異なる地域での勤務を求められることもあります。期待していた地域と違うことで、仕事への不満につながる可能性があるため、応募前に詳細な訪問エリアの確認が必要です。

失敗しない訪問看護ステーションの選び方5選

ここからは、失敗しない訪問看護ステーションの選び方において、重要なことを5つにまとめて解説します。

効率よく仕事をするために、職場環境は非常に重要です。訪問看護ステーション選びで失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。

給与・待遇の詳細を確認する

給与・待遇の詳細を確認することは、訪問看護ステーション選びの重要なポイントです。基本給だけでなく、夜間・休日手当、オンコール手当、交通費支給などの手当を具体的に確認しましょう。

例えば、「夜間訪問1回につき3000円の手当」「オンコール待機1日5000円」といった具体的な金額を聞くことが大切です。また、昇給・賞与の制度、有給休暇の取得状況、社会保険の加入状況などもあわせて知っておきましょう。

さらに、育児・介護との両立支援制度や退職金制度の有無も確認しておくことも重要です。しっかりと確認しておくことで、長期的なキャリアプランを立てやすくなり、安定した職場選びにつながります。

勤務体制を把握する

勤務体制の把握は、ワークライフバランスを保つ上で非常に重要です。まず、基本的な勤務時間や休日数を確認しましょう。

例えば、「平日9時〜18時、週休2日制」といった具体的な情報を得ることが大切です。また、夜間や休日のオンコール体制や緊急時の対応方法についても詳しく聞いておきましょう。

「月に2回程度の夜間オンコール」などの実態を把握することで、自分の生活リズムとの整合性を確認できます。さらに、残業の頻度や時間外訪問の有無、シフト変更の柔軟性なども重要なポイントです。

これらの情報を総合的に評価し、自分のライフスタイルに合った職場を選ぶことが重要です。

教育・研修制度の内容を聞く

教育や研修制度は、キャリアアップと質の高いケアをするのに欠かせません。まず、新人教育プログラムの有無と内容を確認しましょう。

例えば、「1ヶ月間のOJT」など、具体的な期間と方法を聞くことが重要です。また、継続的な研修制度についても詳しく確認しましょう。

「月1回の勉強会」「年2回の外部研修参加支援」といった定期的な学習機会があるかどうかを確認します。さらに、専門資格取得支援制度の有無も重要なポイントです。

例えば、「認定看護師資格取得の費用補助」や「資格取得後の手当増額」などの制度があれば、長期的なキャリア形成の面でも魅力的です。

これらの教育・研修制度を充実させているステーションは、看護師の成長と患者ケアの質向上に真剣に取り組んでいると言えるでしょう。

ステーションの評判・口コミを見る

ステーションの評判や口コミは、ステーション内のリアルを知る上で貴重な情報です。まず、インターネット上の求人サイトや口コミサイトでの評価を確認しましょう。

例えば、「先輩看護師のサポートが手厚い」や、「管理者の対応が親切」といった具体的なコメントは参考になります。ただし、ネット上の情報だけでなく、可能であれば実際に働いている看護師や退職した方からの生の声を聞くことも重要です。

「チームワークが良く、相談しやすい雰囲気がある」や、「患者さんとの関係づくりを大切にしている」などの具体的な体験談は、職場の雰囲気を知る上で非常に大切です。

また、地域の医療機関や介護施設からの評判も確認できると良いでしょう。これらの多角的な情報収集が重要です。

職場環境を確認する

職場環境の確認は、長期的に働き続けるための重要なポイントです。まず、可能であれば実際にステーションを見学し、オフィスの雰囲気や設備を確認しましょう。

例えば、整理整頓された環境や、スタッフ間のコミュニケーションが活発といった点は、働きやすさの指標になります。また、訪問時に使用する車両の状態や、訪問バッグなどの備品の充実度も重要です。

「定期的な車両メンテナンス」や「最新の医療機器の導入」などがあれば、安全で効率的な業務ができます。さらに、ICTの活用状況も確認しましょう。

タブレットを使用した記録システムや、スマートフォンでのリアルタイム情報共有など、業務効率化のための取り組みがあるかどうかも大切なポイントです。これらの環境が整っているステーションは、看護師の働きやすさを重視していると言えるでしょう。

訪問看護でキャリアアップはできる?

訪問看護師として働くか迷っている人の中には、キャリアアップができるのか気になる人もいるでしょう。結論、訪問看護でのキャリアアップは可能です。

そこで、ここからは訪問看護でどんなキャリアアップができるのか解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

開業・独立ができる

訪問看護での経験を積むことで、自分の訪問看護ステーションを開業・独立する道が開けます。

例えば、5年以上の実務経験を持つ看護師は、管理者研修を受講すれば、訪問看護ステーションを立ち上げられます。開業することで、自身の理念に基づいたケアの提供や、地域のニーズに合わせたサービスの展開が可能です。

例えば、「24時間対応の小規模多機能型ステーション」や「がん専門のステーション」など、特徴のある事業展開ができます。また、医療機関や介護施設との連携を深め利己ともできます。

開業・独立は、経営者としての視点も必要となりますが、看護の専門性を活かしながら、より大きな社会貢献ができる道が拓けるのです。

管理職への昇進

訪問看護での経験を重ねることで、管理職へのキャリアアップが可能です。

例えば、5年程度の実務経験を積んだ後、訪問看護ステーションの主任や副管理者に昇進するケースがあります。この役職では、スタッフのシフト管理や新人教育、患者のケアプラン作成などの業務を担当します。

さらに経験を積むと、ステーション管理者への昇進も視野に入ってくるでしょう。管理者は、ステーション全体の運営責任を負い、経営戦略の立案や地域の医療機関との連携強化などを行います。

例えば、年間の事業計画設定やスタッフの採用や育成が主な業務となります。管理職への昇進は、リーダーシップやマネジメントスキルを磨く機会となるため、より広い視野で訪問看護に貢献できるでしょう。

専門性が高まる

訪問看護での経験を積むことで、特定の分野での専門性を高められます。

例えば、がん看護や認知症看護、皮膚・排泄ケアといった専門分野で認定看護師や専門看護師の資格取得を目指せます。これらの資格を取得することで、より高度な知識と技術を活かした質の高いケアの提供が可能です。

例えば、認知症患者とその家族への支援などが挙げられます。また、特定の疾患や状態に特化したステーションで働くことで、さらに専門性を深めることもできるでしょう。

専門性が向上すれば、患者に適切なケアをするだけでなく、他の医療専門職からの相談対応や指導的役割を担うことにもつながり、訪問看護師としての価値を高められます。

訪問看護ステーションでお悩みの方は株式会社MICOMにご相談ください

訪問看護ステーション選びでお悩みの方は、株式会社MICOMにご相談ください。

株式会社MICOMでは、看護師の方々のキャリアと生活の両立を重視し、柔軟な勤務体制と充実した教育プログラムを提供しています。特に、個々の看護師のニーズに合わせたサポート体制が強みです。

例えば、ライフステージに応じた勤務時間の調整や、専門性を高めるための研修機会の提供など、長期的なキャリア形成を支援しています。また、地域医療との連携にも力を入れており、多職種協働の経験を積むことが可能です。

訪問看護の質を高めるだけでなく、看護師としての視野を広げる機会になります。さらに、最新の医療機器やICTシステムの導入により、効率的かつ質の高い訪問看護サービスが可能です。

訪問看護ステーションを探している方は、株式会社MICOMにご相談ください。

まとめ

今回は、訪問看護ステーション選び方について解説しました。

訪問看護は、患者さんの自宅で臨機応変な対応が求められるため、病棟勤務とは違った環境下での仕事になります。訪問看護師として働く際には、看護師または准看護師の免許が必要です。

実際に訪問看護で働く際にはステーションに所属することになりますが、自分に会わない環境では仕事もうまくいきません。長期的に訪問看護師として働く際には、給与や勤務体制、教育制度や実際の職場環境を確認することが重要です。

また、訪問看護で働くことで開業や独立、管理職への昇進や専門性が高まるといったキャリアアップも期待できます。

この記事をよんだあなたが、失敗しない訪問看護ステーション選びの助けになれたら、うれしく思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!